File.02 「ルーザー」
脚本:菅正太郎 / 絵コンテ:福田道生 / 演出:柴田彰久 / 作画監督:田中志穂
マリーのもとで、コイルの回収を手伝うことになったミラ。
キョーマとミラは、主に美術品を狙う怪盗・ルーザーの犯行には不正コイルが
からんでいると見て、現場に向かう。予告通り美術館に出現したルーザー。なぜか自分の過去を知っている様子のルーザーにたじろぐキョーマ。
そして、ルーザーの仮面の下の素顔とは……!
「どーですか?かわいいですか?」
かわえー!
ちょーかわえー!!
でも自分で「かわいいですか?」なんて聞いちゃうの、なんかむかつく。
さて、キョーマ&ミラコンビの初仕事は怪盗「ルーザー」退治であった。
キョーマの過去を知っているらしいルーザーが今後のストーリー展開におけるキーとなってくるのだろう。予告状を出しておいて失敗するからルーザー、らしいけど、真の目的は別にあるようなのでその解明が待たれる。あと、アクションシーンが良かった。
それと印象的だったシーンはやはり「次元の崩壊」というもの。あれは子供の時に見たらトラウマになること間違いなし。
ディメンション W 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックスSUPER)
- 作者: 岩原裕二
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2013/06/21
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ディメンション W 2巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックスSUPER)
File.03 「ナンバーズを追え」
脚本:菅正太郎 / 絵コンテ:河野利幸 / 演出:熨斗谷充孝 / 作画監督:原田峰文 桜井正明
ミラは、回収屋の仕事で得た報酬を元手にトレーラーハウスを購入し、キョーマのガソリンスタンドで暮らすことに。キョーマの身の回りに、一切コイル製品がないことに疑問を感じるミラ。ミラにまったく興味のないキョーマは「ナンバーズ」の謎を追う。そんな中、キョーマの廃車置き場に忍び込んだ子供たちが事故を起こしてしまう。
巻き込まれたミラは……!?
今回は実質ミラ回でした。
子どもたちを助けようとして首が飛んでしまい肉体的、精神的にもダメージを受けるミラ。首を抱えて落ち込んでるシーンはあまり見たくなかったな。あれだけ悲惨なことが起きているのだからもうちょっと明るい感じにした方が良かったと思う。
目の前で首が飛んでしまった人間を目の当たりにし、子どもたちもさぞトラウマになったであろうと思いきや、最後にはミラとお友達になってめでたし、めでたし。
まあミラが人間ではなくロボットだということを知れば、首が飛んでも大丈夫、というのを理解するのも簡単だろうし、ミラちゃん直って良かったね、という感じのハッピーエンドになるのも当然か。キョーマはとばっちりを受けただけだったけど。
他にはキョーマが「ナンバーズ」に関して聞きこみをする体で、視聴者にもわかりやすく説明したりして物語がじわりと進行していくような落ち着いた回であったとも言える。それでも結構大胆な改変をしているらしく、やはり原作にあたらないとダメなんだろーなー、と思わされた。ヒットするかどうかわからない作品に2クール与えるのは難しいかもしれないけど、『Dimension W』は2クールでやって欲しかったな。
コイルを埋込み型にしたコオロギグッジョブ!