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すうさいどみっしょん

A suicide mission is a task which is so dangerous for the people involved that they are not expected to survive.

『紅殻のパンドラ -GHOST URN-』第3話「偽装空間 -テラリウム-」 感想


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【電子版】紅殻のパンドラ(1)(角川コミックス・エース)

【電子版】紅殻のパンドラ(2)(角川コミックス・エース)

【電子版】紅殻のパンドラ(3)(角川コミックス・エース)

【電子版】紅殻のパンドラ(4)(角川コミックス・エース)

【電子版】紅殻のパンドラ(5)(角川コミックス・エース)

【電子版】紅殻のパンドラ(6)(角川コミックス・エース)

【電子版】紅殻のパンドラ(7)(角川コミックス・エース)

 

 

第3話でものすごくハネた『紅殻のパンドラ』が今期ナンバーワンアニメに昇格しました。

 

このアニメを一言で表すと、ゆるゆり攻殻機動隊、です。異論は認めません。

 

でも、「彼女が、彼女に出会う物語」とナレーションが入るけど、まさか劇中台詞で「がーるみーつがーる」って言っちゃうなんてね!

 

ビギニング

セナンクル島を崩壊させたブエル(B.U.E.R)の暴走を止めることに成功した福音とクラリオン。ウザルの謀らいによってセナンクル防衛軍(CDF)によって保護され、ネネの叔母である崑崙八仙拓美邸へと送り届けてもらう。門をくぐり穴に落とされ「消毒」されてセキュリティチェックを終えるとついにタクミおばさんとの初対面。そこでタクミが「直に会うのは初めてだよね?」と言うと、「直に?」といぶかしむネネ。すでに「偽装空間 -テラリウム-」に入り込んでいることに気づいているらしい。この辺り、攻殻の世界に慣れ親しんでいるものであれば、有線*1を繋いだ時に起きた変化で、ああ「偽装空間 -テラリウム-」に入ったな、と気づくだろう。

 

案の定、電脳にハッキングしネネとクラリンを「偽装空間 -テラリウム-」へとタクミが連れ込んでいたことが後に判明するのだが、それは大したことじゃない。ネネが、例え守護天使*2がいなくても疑似体験の迷路に迷いこむことなどない、天然の防壁持ちであるということが重要なのだ。そう、これは『攻殻機動隊ARISE』より前のお話。まだ電脳化技術も全身義体も一般的には普及していない。まさに『攻殻機動隊』ビギンズ、入門編だ。

 

ハッキングか?

バトー、バトー。

やはりハッキングか。

四層の防壁を抜かれた感覚はなかった。

訓練生の仕業なら大したものね。

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG
第11話「草迷宮 affection "IN: Kusanagi's Labyrinth – AFFECTION"」より)

 

クラリンをいじめたらわたしが許さない

耳を触られるのが大嫌いなクラリオン。それを知ったタクミちゃんが嫌がるクラリオンの耳に何としても触ろうとする。しつこくクラリンを追いつめるタクミちゃんについにネネがブチ切れてブラックネネが登場しちゃうんだけど、その時のブチって音が良かった。

 

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ネネは超ウィザード級のハッキング能力でタクミちゃんの「軍のAIだって手球にとった自信作」と言うテラリウムデータを完全に破壊しタクミの部屋(セレブラム)までのセキュリティをすべて突破する。そこで現実世界のタクミちゃんとようやく「直に」会ったネネは、握手のやり直しをしようと手を出すも、ふすまの奥に引っ込んで「対人恐怖症!」ってがたがた震えるタクミちゃん、というオチは面白かった。なにこの憎めなさ!

 

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ブリ○○・○ー○○○(Vlind○○ ○○○○○○○)

ティターンTVのアイドルレポーター「ブリ○○・○ー○○○(Vlind○○ ○○○○○○○)」が面白い。※名前を名乗ろうとすると必ずアクシデントなどが起こって最後まで言えないため、ブリ以降はいまだ不明のままらしい。

 

このシーン。水着のブリがリゾートアイランドの紹介レポートをしていた次の瞬間、除細動器でショックを与えられて意識を取り戻すブリ、という流れ。ちなみにブリの状態はイエローだが、両隣はブラック、つまり死んでいるということ。あの事件で多くの犠牲者が出ていたことがわかる描写である。

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しかーし!そこはアイドルリポーター。「地獄帰りのアイドル」というキャッチフレーズを手に入れたことに大喜び。死にかけているというのに転んでもただでは起きないその根性。素晴らしい。

崑崙八仙拓美

 たくみちゃんが、ゲルツェコマの上で身体を反らして意識を失ってる時はお仕事してる時ですよ!

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最後に

紅殻はどうやら低予算で作られているようですが、それを感じさせない・・・、とは言いませんが、低予算であるがゆえに表現・演出に工夫が凝らしてあります。また攻殻から受け継がれている表現方法も散りばめられているので攻殻ファンが歓喜すること間違いなし。そう、『紅殻のパンドラ』は『攻殻機動隊』ビギンズ、入門編でありながらも、オールドタイプをも満足させる世界観を作り出すことに成功しているのです。

 

ということで、『紅殻のパンドラ』は2016年冬アニメのイチオシです。

 

いじょ。

*1:有線接続、というのは非常に危ういことであるというのは『S.A.C.』で覚えた!

*2:イノセンス』より

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