第一話を観て、エロすぎ、と評したこの作品ですが、二話ではシリアスな方へ転がり始め、だいぶ面白くなってきました。
まどマギか?と思えるようなシーンが挿入されたりして、第一話のあのエロさはなんだんったんだ、と。で、魔法少女みたいなのと契約することで異端審問官になれる、という展開もまどマギ的。
で、「敵を倒すために人であることを捨てた。」という鳳桜花のセリフの意味が、異端審問官になるための契約条件としてあることが判明し、契約を交わした主人公が覚醒していくまでをうまく表現できていたと思います。
倒すべき魔女がいてそのためには魔女っ子と契約を交わし人であることを捨てヒーローとしての孤独な道を歩む。ヒーローになるにあたって躊躇がないのは、それまで「雑魚小隊」として成果をあげることができなかったゆえに、もっと強くなりたい、という意志の表れなんでしょう。
あとは、桜花がふっとばされたりする戦闘シーンが良かったですね。
ダメな点。
魔女が操るロボットが出てきてちょっとがっかり。しかし最近はロボットものじゃないように見せかけておいて実はロボットものでした、みたいな展開が流行ってるの?コメットルシファーもそうだったし。
契約したあとに、主人公は騎士に変身できるのだが、その騎士がブルーブルーしていてあんまり好みじゃない。でもシルエットはかっこいいのでまあ許す。