２１０６年春アニメ総括「脚本・岡田麿里」クレジット作品は今後０話切り

２０１６年春アニメの多くが最終話を迎えたので、完走できた作品を順不同で並べていきます。

２０１６年春完走アニメ

文豪ストレイドッグス
僕のヒーローアカデミア
クロムクロ
Re:ゼロから始める異世界生活
少年メイド
あんハピ♪
三者三葉
双星の陰陽師
甲鉄城のカバネリ
ジョーカー・ゲーム
ハイスクール・フリート
迷家-マヨイガ-
くまみこ
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
田中くんはいつもけだるげ

文豪ストレイドッグス

「異能力バトルならボンズ！」というプロデューサーの意向によって、ボンズが制作した異能バトルアクションもの。

前半の勢いではクロムクロ優位だったのですが、後半一気にまいてきたのが『文豪ストレイドッグス』でした。

太宰、国木田、中島敦というメインキャラクターが抜群に魅力的だっただけでなく、彼らの周りにいる敵味方のサブキャラクターたちがまた素晴らしく、新キャラ登場の度にストーリーにまで厚みが出てきました。

２０１６年春の覇権アニメ

人生万事塞翁が虎

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国木田主人公回である、第６話「蒼の使徒」＆第７話「理想という病を愛す」は超絶オススメです。

僕のヒーローアカデミア

第２期決定！！！

こちらも『異能力バトルはボンズ！』、から制作された作品です。

ずいぶんスローペースだなー、これは絶対２期あるだろーなー、と思ってましたけど、それが裏切られず何よりです。

リゼロ同様、作り手に愛されたアニメであり、今期は『文豪ストレイドッグス』と併せてボンズへの信頼度がうなぎのぼりでした。

緑谷出久：オリジン

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クロムクロ

後半、さすがに息切れしちゃったね・・・。

日本のロボットアニメの王道的な作品です。

日常（高校生活）を丁寧に描くことで非日常（富山防衛戦）を活かす演出は見事です。ただ最初から２クールと決まっていたので、当然と言えば当然ですけど。

研究所内をエフィドルグ人が逃亡する回は、アラが目立ちすぎてノレなかった・・・。

Re:ゼロから始める異世界生活

レム編がちょっと長すぎた・・・。まー、レムラム好きだから個人的には満足したけどさ。

OP、EDテーマだけでなく、予告編の時間すら削って、一話一話丁寧に作り上げてきた、作り手の愛があふれるアニメです。

第三章：王選編からは旧キャラ再登場＆新キャラ続々登場で、またテンポをがらっと変えてきました。何より、シリーズ構成がうまい。

少年メイド

「全員善人」

最後まで安定したハートウォーミングストーリーでした。

おばあちゃんとの和解まで至らず消化不良のまま終わってしまったので、２期を希望します。

あんハピ♪

あんハピ♪ (6) (まんがタイムKRコミックスフォワードシリーズ)

何度でも楽しめる、超ハッピーな日常系アニメ。

こちらの全話感想、可能な限り追記していきます。

cosmo.hatenadiary.com

三者三葉

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同じく何度でも楽しめる、超ハッピーな日常系アニメ。

『あんハピ♪』も『三者三葉』も、サザエさん化して欲しい。

双星の陰陽師

ろくろとべにおという双星の陰陽師が、ケガレとの戦いを通して成長していく、ジャンプ王道ストーリー。

甲鉄城のカバネリ

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最終話感想はこちらでどうぞ。

cosmo.hatenadiary.com

ジョーカー・ゲーム

４話まで観て脱落しましたが最終回を待って一気観しました。

結構良いスパイドラマになる可能性は秘めていたものの、いかせん尺が短く、ただの原作宣伝アニメとしか言いようがない残念な仕上がりでした。１クールに話を詰め込めるだけ詰め込み、わからなかったら原作を読んでキャラ設定補完、ストーリー補完をしてください、という魂胆が見え見えの作品に成り下がっていたような気がします。

作り手の愛がさっぱり見えなかった。

文豪、ヒロアカ、リゼロと比べると、作り手の愛が薄すぎる。これは、製作を請け負ったI.G.が悪いというより、KADOKAWAの担当がクソだったんだろう。むしろI.G.は発注側の意向に沿ったプロの仕事をしていたと思います。

前後編あるストーリーはともかく、１話完結にすべきでないものを１話の尺しか与えず、まるでダイジェストを観ているかのような出来になってました。I.G.がなんとか上手くまとめたから観れなくはなかったものの、物足りなさを覚えるようなストーリー展開は、非常に残念でしたね。

最後まで、結城中佐以外、誰一人名前を覚えられませんでした。スパイは一般の人に紛れ込む必要があるから個性があってはいけない。そういう意味で向こうの世界では各キャラが没個性的でも良いかもしれません。しかし、視聴者には誰が誰だかわからせるべきでした。例えば、最後の方でD機関のメンバーが不慮の事故で亡くなるのですが、キャラが立っていなかったので、その死がとにかく薄っぺらく、感情が動くことはありませんでした。実際観ていて、死んだの誰？えっD機関のスパイメンバーなの？と驚いたくらいです。