本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません
あらすじ
#introduction
目覚めると、そこは本のない異世界だった――
活字中毒で本を偏愛する大学生・本須麗乃は、不慮の事故で命を落とす。それは、念願である図書館への就職が決まってすぐのことだった。
気が付くと麗乃は、貧しい兵士の娘・マインとして転生していた。
そこは、魔法を持つ貴族が支配し、厳しい身分制度が存在する異世界の街・エーレンフェスト。
マインは、本があれば生きていけると自分を鼓舞する。
ところが、識字率が低く印刷技術もないこの世界では、貴重で高価な本はお貴族さまのもの。
兵士の娘では、とても手が届かない。
どうしても本が読みたいマインは決意する。
「本がなければ作ればいい」
体力もない。お金もない。あるのは麗乃時代に読み漁った読書による膨大な知識だけ。
果たして、マインは本を作ることができるのか!?
マインの本を作る冒険が、いま始まる。
第一章『本のない世界』
本が大好きな女子大生・本須麗乃は本に埋もれて亡くなり、気がつくと別の世界で、病弱な少女・マインとして転生していた。本があれば、どんな環境でも耐えられると思ったマイン。さっそく本がないか家中を探し回るが、どこにも本が見つからない。さらに母親のエーファと一緒に街へ出ても、文字すらなかなか見かけることができない。そこは識字率が低く、本がとても高価な世界だったのだ--。
異世界転生ものは、まあ当たり外れが激しい昨今ですが、果たしてこの作品は化けるのでしょうか?
ピノコっぽくなって心の叫びを表現するシーンは好き。
ところで、オリジナルのマインは脳内に閉じ込められてるの?どこ行っちゃったの?
第二章『生活改善と石板』
本が貴重なこの世界で、マインは自ら本を作ろうと決意する。だが、体が弱いマイン。姉のトゥーリと一緒に、父親・ギュンターの忘れ物を届けるため門へ行こうとするが、少し歩いただけで息が上がってしまう。そんなマインの前に、ルッツが現れる。マインと同い年のご近所さんだ。転んだマインに手を差し伸べてくれるルッツにマインは感激する。そして、門へ着いたマインはそこで古い石板をもらい、字を書ける喜びをかみしめる。
第二話:都合よく脳内マインを利用するところが酷い。
あんなに貧弱だと、あっちの世界では簡単に死んでしまうのではないだろうか?
第三章『冬のできごと』
冬。雪に閉ざされる中、マインは本作りの第一歩としてパピルスもどきを作ることに。一方、姉のトゥーリは夏に洗礼式を控え、母・エーファから様々な仕事を教わっていた。マインも見習い仕事について考えるよう言われるが、相変わらず本のことしか頭にない。そんなマインと家族との距離は冬を過ごす間に徐々に縮まっていき、マインはトゥーリの洗礼式のためにある物をプレゼントしたいと思いつく。
当然ながら、生活のみならず、冬の寒さも厳しい異世界生活である。
相変わらず心の叫びをピノコっぽく表現するシーンは秀逸。
普通に異世界生活アニメとしても面白いので楽しみに観続けている。
しかし、親ですら知らない知識があることを不思議に思ってもすぐにスルーしちゃうご都合主義はアカン。まあそれが初回冒頭のシーンへとつながるんだろうけども。
第三章『初めての森と粘土板』
春になり、家族に森へ行きたいと言うマイン。だが、体力がないからと反対されてしまう。しばらく門へ通い、皆に遅れずに歩けるようになれば、森へ行っても良いと言うのだ。オットーの書類仕事を手伝うことになったマインは、門へ通いながら体力をつけることに。そして、次第に歩けるようになり、ついに森へ行くことを許されたマイン。さっそく森で、粘土板を作ろうとするのだが……
あんな幼児があんな料理できるわけねーだろ。
世界とか時代的に、この子は生まれ変わりなんじゃないか?、と人々が疑問を抱いてもおかしくないんだけど・・・。まあそれが初回冒頭につながるのは、以前も書いたけど、なんかもにょる。
マインをどこへやった!?という不信感満載エピソード。
いや、ほんとマインはどこにいるの?
知識があり過ぎて魔女狩りされてもおかしくないほど。