いやー、ほんとガッチャマンメンバー空気だわー。
はい、第6話です。
ゲル総理が誕生、1人内閣を発足させ、全政策を国民投票で決めるというシステムで世界がバラ色に染まっていくかのような空気が支配し始めます。もちろん、財源は?、なんてこと誰一人言いません。国会を支配し、前首相やガッチャマンリーダーまで巻き込んでの政権運営はうまく行っていますよアピールだけ描くことで、この後やってくる「『恐怖の大王』が『アンゴルモアの大王』を蘇らせに天から来るだろう」という大舞台を整えているのでしょう。
しかし311以降の政治に対する不満を詰め込んだ演出はちょっと食傷気味。
さて、今回のポイントは、みんながひとつになることに対しはじめちゃんが、
「なんかキラキラしてないんすよねー。」
と疑問を呈したところでしょう。そして、フキダシ様のでていないゲル総理の不自然さにも触れ、カッツェさんに揶揄させます。
この流れからいくと、フキダシ様が灰色のままのはじめちゃんやゆる爺のように、その場の空気に流されない自分を持っている人が世界を変える、というメッセージが最後に爆発するんだろうなあ、と。
またその後みんなで体操するシーンでは、はじめちゃんの呼吸が実にゆったりしているのです。それを不思議と感じるゲル総理は、やっぱり人間が理解できてないわけです。
もはや、はじめちゃんVSゲル総理、待ったなしとなってきましたね。
で、次は恐怖の大王(ゲル総理)が、はじめちゃんたち灰色のフキダシ様を持つ人々を弾圧し始めたりするんでしょーか?みんなと一つになれないようなひとたちはいらない、とか言いだしそうなのであり得ない展開ではないっすね。
いじょ。