R.C.(リギルド・センチュリー)1014年。地球上の全エネルギーをまかなうフォトン・バッテリーを宇宙よりもたらすキャピタル・タワーは人々の信仰を集め、スコード教の聖地となっていた。
主人公ベルリ・ゼナムは、タワーを守護するキャピタル・ガードの候補生だ。初めての宇宙実習のため同期生のルイン達とクラウン(タワーを運行する車輌)に乗り込む。
ベルリ達の応援に駆けつけたノレドとマニィ達は、叱りつけるデレンセン教官から逃げてクラウンの運転室に逃げ込むが、そこにはキャピタル・アーミィの監視を受ける記憶を失った少女、ラライヤがいた。
一方、ベルリ達が実習を開始した直後、突如、現れた謎のモビルスーツがクラウンを襲撃。噂の宇宙海賊の出現に、レクテンで立ち向かったベルリは機転を利かせて、モビルスーツとパイロットの捕獲に成功する。
そのモビルスーツこそ、一週間前にラライヤが乗ってきたモビルスーツだった。
捕虜となった宇宙海賊の少女はアイーダと名乗り、モビルスーツのハッチを閉じてしまう。しかし、ベルリは難なくハッチを開いて、起動に成功するのだった。
引用元:ガンダム Gのレコンキスタ オフィシャルサイトより
ウェブサイトの説明を読んで、初めてキャピタル・タワーの存在意義とか役割を知った・・・。
ということで、作品を見る前に、オフィシャルサイトのGlossary(用語集)くらいは目を通しておいた方が良いかと・・・。いや、全部チェックしておいた方がいいよ。
さて第一話「謎のモビルスーツ」を再見しました。
冒頭シーンから富野節
冒頭、アッガイもどきと白いやつにガンダムが挟まれ落下していくシーンがあります。この時、アッガイもどきと白いやつの戦闘シーンはなく、単に白いやつのパイロットが「ボーズ頭に先を取られた!」と言うだけです。これでは、アッガイもどきと白いやつが対立しているかどうかはわかりません。最初見た時は、アッガイもどきと白いやつは同じ部隊で、一緒にガンダムを追っかけているのかと思ったくらいです。この辺、説明不足、と言われたらそうでしょう。ちなみに自分の場合、アッガイもどきがガンダムを連れ去っていくシーンを見逃していたので、後で海賊部隊のアイーダがどうしてガンダムで襲撃してきたのかさっぱりわからなかったくらいです。ながら見はよくありませんね・・・。っていうか、『Gレコ』では、「ながら見ダメ!絶対!!」です。
しかし冒頭シーンだけで、ああ富野作品だ、と思わせられるのはすごいですよね。
主人公登場
主人公ベルリ、明るく登場しましたね。訓練生、候補生であることも明確に描写されていて、アムロやカミーユの登場シーンとは違います。女の子たちとも上手く付き合えてる、という点も注目すべきかもしれません。勉強ができてスポーツ万能、女の子にもモテる明るい主人公ですから、今後どのように物語が暗くなっていくのか、逆に期待しちゃいます。まあ冒険活劇ということらしいので、鬱々とした展開にはならないでしょうけど・・・。
またベルリは、自分の言いたいこと、主張を口に出して表現できる子として描かれています。しかし反抗的というより、優秀すぎるために他人がわからないことがどうしてわからないかわからない、と思っているような印象を受けました。頭が良すぎるんでしょうね。
もう一人の主人公登場
海賊部隊に所属しているアイーダ。いきなりガンダムを操縦しての登場です。おや?このガンダムは誰にでも操れるのかな?、という疑問を抱き、となるとベルリがこのガンダムに乗るには一波乱あるのか?と期待しました。
アイーダのガンダム、最初はあんな訓練用ロボットにやられて弱いな、弱すぎるな、と思っていたのですが、実はベルリと対峙したときには磁石のマイナスとマイナスのように反発してしまい、本来の能力が発揮できないことを知りました。これもながら見してたから初見では気付かなかったことです・・・。
キーパーソン登場
はい、褐色の少女、ラライヤですね。御大は褐色の少女が大好きですね、ということは置いておくとして。
謎の少女、ラライヤ。果たして彼女はどこからやってきたのか?国際規格で統一されたガンダムで地球へやって来たということは、他の惑星にキャピタル・アーミー、海賊部隊以外の軍隊が存在するのでしょう。三つ巴の戦いへと発展していくのか、これも楽しみです。
個人的推論にのっとった○○
ベルリ、アイーダは、『スター・ウォーズ』のルークとレイア姫のように兄弟。で、二人にはダース・ベイダーのような父親がどこかの惑星にいて、ラライヤはその惑星のお姫様で、かつベルリ&アイーダの妹。で、戦争に巻き込まれながらも実の父を探す旅が始まる。ベタすぎますが、こんな感じでしょうか。
教訓
Gレコ見るときは、画面に集中して見ろ!
いじょ。