すうさいどみっしょん

A suicide mission is a task which is so dangerous for the people involved that they are not expected to survive.

『ヘヴィーオブジェクト』第三話、主人公がまるっきりA/Zのイナホだった(声だけの話じゃなく)


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『アルドノア・ゼロ』で界塚伊奈帆役を演じた声優・花江夏樹が、本作の主人公・クウェンサー=バーボタージュの声を担当している。

で、今回オブジェクトを倒すにあたり、メンテナンス基地に難なく侵入し、その弱点を瞬時に見極め工作をし、いとも簡単に自爆させて大勝利。それはまるでイナホが火星のカタフラクトを倒したかのようだった。

いやいやいや。

さすがに声が一緒だからって、まるでイナホみたいなことさせちゃダメでしょ。

で、雑兵二人で敵基地と敵ヘヴィーオブジェクトを倒したことで英雄となりめでたし、めでたしなんだけど、設定に無理がありすぎるよなー、と。

「結局、戦争はなくならなかった」


「21世紀前半の国際連合の崩壊以来、それまで存在したあらゆる国家が破綻、あるいは変貌し、大きく4つの連合体に色分けされるようになった世界。各国による地球の支配権の奪い合いは、 オブジェクト同士の『クリーンな戦争』で決まるようになった」

オブジェクト同士の『クリーンな戦争』しかない、という大前提が完全に破綻してる。そもそもオブジェクト同士の『クリーンな戦争』だけになった世界を全く描けていない。今回の二人のような活躍ができるのなら、もうずっと前から誰かがオブジェクトを人間の兵力だけで倒そうとしていたはずだし、あんなにも簡単にやられるようなオブジェクトなら、オブジェクト同士の『クリーンな戦争』しかない世界なんて作れるわけねーだろ、って。

そもそも論としてメンテナンス必須なら軍事基地は強固に守れれているはずだし、雑兵二人が簡単に侵入できるような状態なら最初から空爆なり、ミサイル撃ちこむなりしろよ、って。また、じゃあオブジェクトのメンテナンス中いままでなにが基地を防御してたのってツッコミもできるだろうし。

 

で、とりあえず3話まで観たんだけど、説明セリフ多すぎ、という点も気になり始めたので、後でまとめて一気観落ち。