流子が純潔を、皐月が鮮血を着たらどうなるんだろう?、みたいな状況は頭の片隅で妄想していたけどまさかそれをストレートに表現してしまう製作スタッフの潔さには流石と言うしかない。
ダークサイドに墜ちた流子のはおっているものが、ガンダムでアムロがホワイトベースから脱走し砂漠ではおっていたものと似ていて、ああこれは反逆者同士という意味で重ねているんだなとか勝手に思ったり。それと縫との戦いでは、例によってマドマギ的なものを感じた。しかし『キルラキル』はどれだけの多くの作品を呑み込んでいるんだ、と空恐ろしい。
純潔を着たことによって流子が完全にダークサイドに墜ちてしまった展開を見ていると、過去エピソードに戻って見直したくなる。ああ、この時はまだそれなりに平和だったんだなあ、と感じるために。
最終話に向けてあまりにも展開が怒濤に過ぎるので一瞬たりとも見逃せない。ここまで画面に釘付けにされた作品は、映画やドラマも含めて久しぶりのことなので、なんか良い。
見逃していたら、今夜WEB配信でどうぞ。