あらすじ
あるところに一人の旅人がいました。彼女の名はイレイナ。
若くして魔法使いの最上位「魔女」となった才女です。
幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、
流されるように気ままな長い旅を続けています。
この広大な世界を自由に渡り歩き、わけのわからない可笑しな人や、
誰かの美しい日常に触れながら、
彼女は旅人として、これといった目的もなく、
色々な国や人との出逢いを繰り返します。
そして同じ数だけの——
「構わないでください。私、旅人なものですから。
先を急がなければならないのです」
そんな魔女イレイナが紡ぐ、出逢いと別れの物語…。
はじめの
『魔女の宅急便』の続き、をみんな描きたいんだろうな。
宮崎駿作品って、あの後どうなったのか?、を子供から大人までずーっと想像できる点が素晴らしいよな。
さて『魔女の旅々』です。主人公イレイナが才色兼備で努力家、というパーフェクト魔法少女なところはどうなんだろう。魔法少女はドジっ子じゃないと成長物語としてあまり面白くなさそう。
リトアカまた観たくなってきたぞ。
第1話『魔女見習いイレイナ』
あらすじ
イレイナは『ニケの冒険譚』を読み、魔女になって旅をする夢を抱く。試験に合格し、あとは他の魔女に弟子入りして一人前になるだけなのに、どの魔女からも門前払い。遂に怪しげな「星屑の魔女」に弟子入りを頼むことにする。
めいんのかんそう
両親がイレイナの鼻っ柱を折るために「星屑の魔女」を雇う、という設定は不愉快だった。そういうものは、旅をし、成長していく過程で描くべき大きなテーマだと思うので。
第2話『魔法使いの国』
あらすじ
魔法使いの国を訪れたイレイナは、入国早々ほうきに乗って猛スピードで突っ込んできた少女と正面衝突し、散々な1日を送ることに。少女・サヤはイレイナに、魔女見習い試験の極意を教えてほしいと頼み込む。
めいんのかんそう
こういう甘えかたをする子供が出てくる話、好きじゃない。
第3話『花のように可憐な彼女』/『瓶詰めの幸せ』
あらすじ
旅の途中で美しい花畑に降り立ったイレイナは、そこにいた少女から花束を預かる。花が美しいと思われることが大事で、誰でもいいから渡してほしいという不思議なお願いと一緒に。イレイナは近くの国へと向かうが……。
めいんのかんそう
「花のように可憐な彼女」は、よくわからないまま終わってしまった。
本当は恐ろしいグリム童話+ガリヴァー旅行記みたいな物語なの?童話、寓話に突っ込んでいくとはなかなか勇敢な作者だ。
「瓶詰めの幸せ」はありふれたストーリーで、気持ち悪さだけしか残らなかった。星新一のショート・ショートでも目指したのか。
もう少し、観るものにイレイナのお話をしてから、こういう投げっぱなしの、観るものに想像させるお話を描くべきじゃない?
第4話『民なき国の王女』
あらすじ
滅びた国に辿り着いたイレイナは、
唯一破壊を免れていた王城で美しい女性に出会う。
正体は記憶を失ったこの国の王女であり魔女・ミラロゼ。
彼女と国を滅ぼした巨大な化け物との闘いを
イレイナは見届けることになる。
めいんのかんそう
一宿一飯の恩義を感じて共に闘うのかと思ったら、いいです、とさくっと拒否るイレイナというキャラクターが好きになれない。
結局、お手伝いをして、闘いにも参加するのだけれど、だったら最初からやれよお前、と小一時間。
最後の、見えない家族との食事風景、蛇足だったなー。
第話
あらすじ
めいんのかんそう
第話
あらすじ
めいんのかんそう
第話
あらすじ
めいんのかんそう