あらすじ
あらゆる感情、欲望、社会病質的心理傾向はすべて記録され、管理され、大衆は「良き人生」の指標として、その数値的な実現に躍起になっていた。人間の心の在り方、その個人の魂そのものを判定する基準として取り扱われるようになるこの計測値を人々は「PSYCHO-PASS(サイコパス)」の俗称で呼び慣わした。 犯罪に関する数値も“犯罪係数”として計測され、犯罪者はその数値によって裁かれる。治安維持にあたる刑事たちは常に、犯人を捕まえる実動部隊となる“執行官”と、執行官を監視・指揮する“監視官”のチームで活動する。自らが高い犯罪係数を持ち、犯罪の根源に迫ることのできる捜査官こそが優秀な“執行官”となりうる。それゆえに、犯罪者になりかねない危険も孕む“執行官”は、その捜査活動を冷静な判断力を備えたエリートである“監視官”に監視されている。(C)サイコパス製作委員会
はじめに
三期の制作が決定したというので。
再放送されているサイコパスを流し見している。
#6 狂王子の帰還
あらすじ
狡噛の苦い過去-『標本事件』を知った朱。そして狡噛は、先の工場事件とアバター乗っ取り事件に『標本事件』との関連性を見いだす。そんな中、私立の名門桜霜学園で新たな事件が・・・
かんそう
『ケイゾク』の影響を多大に受けている作品ではあるが、マキシマ=朝倉、というのはそれを決定づけた。
なぜマキシマが人を操れるのか?、という答えがない。例えば『攻殻機動隊』なら電脳をハックされ、偽の記憶をインセプションされるというわかりやすさがあった。人を操れるなら説得力のある描写が必要。
#7 紫蘭の花言葉
あらすじ
桜霜学園の生徒が標本化した遺体で発見された。『標本事件』と類似性の高い本件の捜査からに狡噛は外されてしまう。そんな彼の監視を命じられた朱に、狡噛はある男の存在を語りはじめる。
かんそう
王陵璃華子が犯人ですよ、というのが丸わかりで面白くない。
#8 あとは、沈黙。
あらすじ
桜霜学園の生徒が標本化した遺体で発見された。『標本事件』と類似性の高い本件の捜査からに狡噛は外されてしまう。そんな彼の監視を命じられた朱に、狡噛はある男の存在を語りはじめる。
かんそう
狡噛が捜査から外されたことで事件解決に遅れが生じる。『標本事件』とのメッセージ性の違いが、とても明確なのに、狡噛にしかわからなかったというのは、シビュラシステムに頼り切った刑事たちの捜査能力の劣化を表現したかったのだろうか?
ハンターのくせに追うのではなく、ロボット犬に追い詰めさせて王陵璃華子の動きが停止したところを仕留めるという描写は理解できなかった。なんのための舞台装置なのか。