【このすば】『この素晴らしい世界に祝福を！』第６話「このろくでもない戦いに決着を！」感想

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「なぜ城に来ないのだ、この人でなしどもがああっ！」

魔王軍の幹部、デュラハンが再び大激怒で街に現れた。
大きくて硬いモノでないと我慢できない体になってしまったというめぐみんは、あの事件の後も毎日せっせとデュラハンの居城に爆裂魔法を撃ち込んでいたというのだ。
おまけに共犯者の駄女神からも小バカにされ、デュラハンの怒りゲージは怒髪天に。
とうとう戦闘に突入するが、相手は腐っても魔王軍幹部のひとり。その力は相乗以上に圧倒的で……。
「愚かな駆け出し冒険者どもよ、魔王軍に刃向かった報いと知れ！」。
八方塞がり、絶体絶命の大ピンチに!!

脚本／上江洲誠　　絵コンテ／斉藤哲人　　演出／吉田俊司　　作画監督／木下ゆうき、鵜池一馬　　美術監督／三宅昌和

今回はおふざけ少なめのシリアス回でした、ね？

今回の『このすば』はコメディとシリアスのバランスが良くてほんと脚本・構成・演出の大勝利。普段、ギャグコメディに振り切ってるからちょっと心配したけど完全に杞憂だった。残り４回、このまま行けば久々の神アニメ認定くるんじゃないだろうか。いやもう神回は第２話で確定してるんだけどね。

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大きくて硬いもの

デュラハンが怒ってた理由の一つに、めぐみんの爆裂魔法があったとは、全く予想外だったぜ。

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しかも爆裂魔法を放って身動きできなくなっためぐみんを、駄女神が街まで運んでいたとは、まさかの共犯者であった。

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めぐみんもやはりポンコツ地雷女であることから逃れられないのだ・・・。

対デュラハン

デュラハン戦はかなりシリアスな感じで良かった。デュラハンが本気出して荒くれ者たちを一太刀で殺してしまうシーンとかもすごかったし。その後のダクネスとの戦いもシリアス寄りに描いていたけど、ダクネスが一撃を外す、というオチをしっかり入れてきて、さすが『このすば』スタッフ！と唸ってしまった。

岩が砕け散るシーン、完全に外してるのに超気合入った演出だったな・・・。

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ダクネスとデュラハンの戦いは結局デュラハンの勝利に終わり、ダクネスはピンチに陥ってしまう。カズマはダクネスを救うため、デュラハンの弱点を探る。そして、デュラハンが水に弱いことを推測したカズマとその他の魔法使いたちがクリエイトウォーターを放ち攻撃を始める。しかし、量的に少ない水ではデュラハンを捕らえることができなかった。そこで登場してきたのが、駄女神アクアだ。

おまえ、どこ行ってたんだよ・・・。

水の神であるアクアは、まさかの大洪水を引き起こし、デュラハンのみならず味方をも巻き込み城壁まで破壊するような大惨事を引き起こす。さすがに呆れ果てるデュラハン。堪忍袋の緒が切れ、皆殺しの宣告を放とうと首を天空へと投げ上げる。ところがその瞬間、カズマのスティールが炸裂し、デュラハンの首を手中に納めてしまった。この流れは予期できてたとはいえ面白かった。サッカーしようぜ、と首をボール代わりにして蹴り飛ばすカズマは活き活きしてた！