すうさいどみっしょん

A suicide mission is a task which is so dangerous for the people involved that they are not expected to survive.

『僕だけがいない街』 第十話 「歓喜」 感想


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はい、みなさん予想通りの犯人でした。

 

僕だけがいない街(1) 僕だけがいない街(2) 僕だけがいない街(3)

僕だけがいない街(4) 僕だけがいない街(5) 僕だけがいない街(6)

僕だけがいない街(7) (角川コミックス・エース)

 

今週の土屋太鳳

センセーに悪態つくんだけど、それがまあ下手で下手で下手でどうしようもなかった。もうちょっと脇役とかで勉強して経験積んでから主役やれよ。

 

「犯人はお前だ!」まで引っ張りすぎ

さて誰もが予想していた通り、先生が犯人でした。

 

この作品は「犯人探し」ではなく、悪いことが起こらなくするために主人公が奔走する、というのがメインなので、もっと早くから「犯人は八代」というのを明確に示しておいても良かったと思う。

 

ジャーナリストの犯人リストに八代の名前があったにも関わらず、母親の名前もそこに載ってたから八代を疑わなかった、というのは21世紀に生きる29歳の考えることではない。むしろ真っ先に担任八代を疑っていてもおかしくはなかった。いや10歳の少年だったら別にいいよ。でも、何度も言うけど、悟は29歳だからね。原作には、リバイバルによって脳が縮小し、知能も10歳当時のものに戻ってしまうという設定でもあるわけ?

 

とまれ、八代の策にまんまと引っかかってしまった悟が車ごと川に落とされて死亡、という流れですが、あのまま現代へ戻ったら悟の肉体は存在しないので、魂だけが浮遊するということになるんでしょうか?それで、29歳になった雛月とともに母親が悟の墓参りをするシーンで終わり。もしくは当時の仲間がみんなで集まって、「あの時悟がみんなを守ってくれたんだよな。」とお墓の前で悟の30周忌(?)を祝うシーンで終わり。それを幽霊となって見守る悟、からのエンドシーン。まるで世にも奇妙な物語ですが、まあそういうのでも良くないですか?

 

悟はヒーローにあこがれていたわけだし、自分を犠牲にし、三人の女の子を守り、さらに母親も守ることができ、真のヒーローとして語り継がれることになって、めでたし、めでたし。

 

あ、でも八代は野放しだ・・・。

 

 

#10 歓喜

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