『ブブキ・ブランキ』 第一話「魔女の息子」 感想

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 10年ぶりに日本に帰国した一希東は訳も分からぬままに、
ブブキ警察に追われることになってしまう。
捕らわれの身となった東を助け出したのは、幼馴染の朝吹黄金と右手の形をしたブブキだった。
ブブキの存在を初めて知った東は、ブブキ使いの野々柊、扇木乃亜、種臣静流たちと出会う。
東は自分も心臓のブブキ使いだと知ると、柊たちと共に新宿の地下、
ブランキの牢獄に眠るブランキ“王舞”を復活させるために動き出すのだった。 

Aパートのファンタジー世界部分は、後で良かったんじゃないかなあ。冒頭は、炎帝と戦うシーンをちょっとでも見せておいて、これはSFバトルアクションものですよ、というのを先に示した方がよかったと思う。現に自分はAパートにはあまり惹かれなくて観るの中断しちゃったくらいだし・・・。

唐突に１０年後から始まるBパート。

ロリっ子登場でつかみはオッケー。主人公が警察に連行され「心臓を出せ、心臓を出しやがれ」と訊問されてもさっぱり理解できていないのは視聴者も一緒です。心臓をどうやって取り出すんですか？と思ったらでかい手袋のような生物が地下から床に穴をあけて登場。それを操っているのは先程のロリっ子だった。これでストーリーに弾みがつき転がり始めましたね。

ところで。途中、何かの式典の場に、唐突に現れる５人の男女。中央には、制服姿の女子。あれ？鬼龍院皐月と生徒会四天王ですよね・・・。

わかった！これは『キルラキル』オマージュだ！！

とは言え、小松田大全監督は『キルラキル』の演出も手がけているのでセルフオマージュですね。また蛇足ですが、小松田監督はエヴァにも関わっているので、四天王・的場井の初号機カラーファッションにも影響が見えてました。そういう背景を知るの、面白いですね。

ちなみに制服女子の名は万流礼央子というそうで鬼龍院皐月とか纏流子の系譜ですよ。

四天王・的場井の「大人のブブキを味わいな」という台詞からもわかるように、これは子供対大人の物語です。ただ、子供四人で力を合わせてようやく的場井を足止めすることができた程度なので、果たして彼らが今後どのようにレオコと四天王に立ち向かっていくのか？という点が楽しみです。

いじょ。