ダーリン・イン・ザ・フランキス 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
「パラサイト(コドモ)」と呼ばれる彼らが『スカイ・クロラ』みたいだなと思ってヤフったら「キルドレ」だった。
さて、第4話でようやく「ガンダム、大地に立つ!!」を回収したけど、丁寧にストーリーを進めているというよりもただグダグダしていて、期待が一気に失望へと変わっていった。
乗る、乗らせない、をいつまでやってんだよ、と。
連行されてくゼロツーに演説ぶつ主人公、という演出も酷かった。主人公にべらべらしゃべらせて、視聴者にわざわざ説明する演出にはただただ辟易する。
そもそも最初から、主人公は一体誰なんだ?と思うくらいにヒロが酷くて、それは、逃げちゃダメだと言いながらエヴァに搭乗するシンジよりも酷く、ぼくがいちばんうまくガンダ ムをあやつれるんだ、とガンダム盗んで逃亡するアムロに比べたら異常に酷い。主人公ヒロのダメっぷりが、アニメのダメっぷりと重なって、いったいどうしてこうなった、と小一時間問い詰めたいレベルである。
また、先の戦いで砂を噛んだイチゴが次は失敗しない、できないと先に成長を決意するも、経験値の浅いイチゴたちは結局ストレリチアの露払いにしかならない、という演出も酷かった。やはり仲間の一人でも死んでしまわないと、彼らの決意というものは強固にならないように思う。
結局、男を奮い立たせる存在であり続けたゼロツーの勝利、で終わった「ガンダム、大地に立つ!!」であった。
トリガーなんだからゼロツー主人公で正面突破した方が良くね?と『キルラキル』の疾走感を思い出し。
今日のお言葉
女の愛撫で男を 奮い立たせることができるのなら、女はそれをする時もあるのよ。 by ベルトーチカ・イルマ