あらすじ
ハンドシェイカー-手を繋ぎ、深層心理から生まれた武器“ニムロデ”をもって互いに戦う者達。己が「願い」を叶えるため、“神”にまみえ、“神”を打ち破らんと数多のハンドシェイカー達がその頂点を目指し、競い争う。その果てにあるものとは-。
©GoHands,Frontier Works,KADOKAWA/Project-HS
はじめに
2017年冬のアニメです。
実は、2019年冬アニメの『W’z(ウィズ)』が、『ハンドシェイカー』の続編だと知ったのはつい最近のことでした。しかし大して成功しなかった、否、むしろ失敗したとしか思えない2017年冬作品を、その2年後に再開するとか、誰得なんでしょう?
ちなみに、『ハンドシェイカー』は第1話の、ぬるぬる動く鎖とぼよんぼよんのおっぱいにうんざりして観るのを止めました。
ところが、最近、どうやら『W’z(ウィズ)』が確変したらしいという噂を聞きつけ、『ハンドシェイカー』を再開することにしたのです。
雑感
『ハンドシェイカー』を1話切りした理由として、3DCG作品だから、というのもありました。しかしその辺は観続けているうちにだんだんと慣れてきました。もちろん、CGキャラ全般に通じる芯のなさ、に対する違和感は残ったままですが。
『ハンドシェイカー』では、強い願いを持つカップルが登場し、主人公たちと戦います。彼らは当然敗北するのですが、なぜか負けた後の方が、大して状況は変わっていないにも関わらず、すがすがしく、幸せそうに見えます。彼らは何のために闘ったんだ?という疑問符が出まくりでした。
願いを叶えることに対しての代償がない。何かを得るためには何かを失う。それが基本原則です。しかし『ハンドシェイカー』たちにはそれがない。だから、物足りなかったのでしょう。
ここが変だよ、ハンドシェイカー
手を放したら死ぬ、という設定。最初の頃は、いかに手を放さずに日常生活を過ごせるか、という点を重視していましたが、いつしか15分なら離しても、2時間は大丈夫、と、回を重ねるごとに自ら設定を変えていきます。どう考えても無理がある、と気づいて自分たちで設定を変えていくスタイルは嫌いじゃありませんが、それならなぜ一緒にお風呂に入らせたの?、と。
とまれ、何とか完走できたので、『W’z(ウィズ)』を観ることができます。
おすすめ度:★★★★★★
いじょ。