すうさいどみっしょん

A suicide mission is a task which is so dangerous for the people involved that they are not expected to survive.

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 第十五話「足跡のゆくえ」 感想


スポンサーリンク

第15話 足跡のゆくえ

第15話 足跡のゆくえ

 

アトラをクーデリアと勘違いした敵が、ビスケットとアトラを捕縛する。その勘違いを利用し、アトラはクーデリアを装い、ギャランホルンによる暴力的な尋問を受ける。(しかしクーデリアとアトラを間違えるかね?ほんと制作スタッフバカなんじゃないの?)

 

アトラがかわいそすぎて・・・。

 

火星独立自治都市「クリュセ」代表首相令嬢をギャランホルンの下っ端軍人が倉庫のようなところに閉じ込めて勝手に尋問を始めるなんてのは、まああり得ない。製作陣は何にもわかってない。ギャランホルン、という組織の命令系統が崩壊し、無秩序状態にあるわけではないのだから、組織としてきちんとした捕虜対応はすべきであろう。少なくとも先ず本部へ身柄を移送するのが当然の流れ。まあ、その後の救出劇を描くために、ミカが簡単に乗り込んでいける場所、という状況が必要だったのだろうけど、それはご都合主義というもの。

裏切り者のフミタン

クーデリアに情が移ってしまい任務を遂行できない、というのはスパイとしてはただただ無能でしかない。フミタンをスパイとして描くなら、クーデリアを躊躇せず敵に引き渡すくらいの無慈悲な行動をさせるべきで、そう描けなかった製作陣もただただ無能。スパイとしての苦悩を描いた『インファナル・アフェア』とか観たことないのかな?

仮面の男

鉄血にもシャアの亡霊が・・・。

ファースト、と呼ばれるガンダムは、誰にとっても特別なものなのでもうその呪縛を逃れられるものは富野御大しかいないのだろう。ガンダムの名の下にファーストガンダムをやるのではなく、ガンダムの名の下に自分の好きなことを好きなように表現する天才が必要とされているんだけどね・・・。

 

で、マスクの男。

 

「大人にはなり切れないものだな。これほどに胸が躍るとは。」

 

お前、シャアかよっ!!しかしマクギリスの声優である櫻井孝弘をそのまま使うとか、全然隠す気ねえなっ!まあマクギリスはどうにも敵っぽくないので、最終的には鉄華団と行動を共にするような気がする。で、腐ったギャランホルンを倒す側になる、と。おい、まるっきりシャアじゃないかよっ!!!いじょ。

 

『鉄血のオルフェンズ』はAmazonビデオで配信中!