あらすじ
「わたし、人の心が読めます!でも、ちょっと空気は読めません!よろしくお願いします!」
孤島にある奇妙な学園。生徒、中島ナナオの前にあらわれたのは、転校生の柊ナナ。
ここは、さまざまな能力を持つ少年少女が集う施設。
炎や氷をあやつる者。自在に宙を飛べる者。空気を刃にして攻撃できる者——。
生徒たちは、「人類の敵」と呼ばれる怪物と戦うために訓練を受けているのだ。
だが、島にはいくつもの秘密が隠され、おそるべき罠が牙をむく。
続発する怪事件。学園にひそむ殺人鬼。一人、また一人と姿を消してゆく同級生。
予想を裏切る展開。知力、能力の限りを尽くした頭脳戦。そして友情。
熱いドラマにいろどられた、「人類の敵」との死闘が、いま、始まる!
第1話 無能力
あらすじ
特殊な能力を持つ少年少女が集められた孤島の学園。生徒たちは「人類の敵」と呼ばれる怪物と戦うため、訓練にはげんでいる。その一人、中島ナナオは、自分の能力に自信を持てず、クラスメートからは「無能クン」と呼ばれていた。しかし転校生、柊ナナとの出会いをきっかけにその運命は大きく変わっていく。!
ピンクヘアーには気をつけろ!!
はじめのかんそう
オープニングを後出しでネタバレをふせぐ賢いやり方。こんなにオープニングが効果的に使われたの、久々では
ヒロアカ+バトル・ロワイアル、というありきたりな感想しかないけれど、ラストがとても良かった。最初のアヴァンで、ナナが何しにきたのかわかっちゃうのは、もったいなかった。
めいんのかんそう
中島ナナオくん、主人公だろ、と思ってずっと観てたら最後にドンデン返し。そりゃそうだ、『無能なナナ』なんだから、ナナが主人公だよ。しかし、ハルヒのキョンみたいに、ナナの従者になる存在かと思ってたのに・・・。同情を禁じえない結末でした。
初回ではまだ世界観が不明。ただ、ヒロアカ勢は人類の敵から世界を救うヒーローであると信じ込んでいる、込まされていて、ナナはその逆、ということはわかった。
第2話 時間遡行
あらすじ
失踪したナナオを気にかけるクラスメートたち。なにくわぬ顔をしてその中に混ざるナナ。だが彼女の前に新たな強敵があらわれた。「時間を止める能力を持つ」と言われる渋沢ヨウヘイだ。彼こそ最強の能力者かもしれない。なんとか弱点を探ろうとするナナだが、ヨウヘイの真の能力は、さらに恐るべきものだった……。
めいんのかんそう
島に幽閉されているヒロアカ勢のみならず、ナナもまたゼーレに洗脳されていた。
このままナナがゼーレの思い通りになるはずもないので、最後は共闘していくんだろうなあ。とまれ、ハッピーエンドはない。
さて時間遡行のカレ、あっさり殺されちゃったけど、凍った川の表面に泥をかぶせて時間遡行させる手口、わかりづらいだろ。
中島も渋沢も、どちらも死体はあがっていない点に謎がありそう。
第3話能力者VS無能力者
あらすじ
ナナと同じ日に転校してきた小野寺キョウヤ。彼のひそかな目的は、行方不明になった妹を探すこと。無愛想だが、優れた観察力と推理力の持ち主である彼は、中島ナナオの失踪に不審を抱き、調査を開始。犯行現場から見つけたナナオの腕時計をナナに見せる。強敵登場。ナナはキョウヤの追求をかわすことができるのか?
めいんのかんそう
シャーロック・ナナ・ホームズ爆誕!!
銀髪探偵動く。脳内エルに「わたし、気になります」と言われたら動くしかないでしょ?えっ!まぁでも意図的なキャスティングだよね。
連続失踪事件に興味を抱いたキョウヤがナナの前に立ちはだかる。おそらく、共闘へのフラグ。シンクロさせる演出も、きっとそれ。
キョウヤの部屋に入っただけで膨大な情報を得てしまうシャーロック・ナナ・ホームズ。それは良い。無能力なんだから、観察眼が鋭くなければ能力者の中では生きていけない。しかし、それだけで上手くことが運べるとは思えない。今後、観察眼だけではない「何か」を見せてくれると期待している。
二重人格キャラクターを演じることは役者としての喜びのひとつだろう。でも、コロコロ変わるナナ描写が多くなればなるほどその違和感に笑ってしまう。あんまり多用しない方がいい。
第4話ヒーリング
あらすじ
犬飼ミチル。おとなしく、クラスではいじられ役の彼女は、他人の傷をなめて治すことができるヒーリング能力の持ち主。ミチルと親しくなるナナ。同時に、キョウヤの疑惑を晴らすため、「人類の敵」に襲われたように見せかけて自分を傷つける。その目論見は成功したように見えたが……。
めいんのかんそう
人類の敵にやられたー
→ 自分の背中をきりで刺す。
何のギャグですか、これ?
ミチルかわいい。
キョウヤの疑惑をはらし、目論見通りリーダーになったナナに新たな「人類の敵」が現れる。しかも、未来を予知できるという超人だ。さらには予知したことを写真に残すことさえできる。ナナは、その超人を始末しようとしている証拠写真を突きつけられ、絶体絶命、つづく。
はて、せっかく証拠写真を持っているのに、なぜキョウヤとか、他の超人たちに話をしていないのだろう?または、おれが殺されたらこの写真が公開されることになっているとかの保険はかけてる?2時間ドラマで誰にもなにも言わず一人で犯人と対峙して殺されちゃう超絶間抜けで馬鹿な登場人物みたいだけど?
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第5話 無能力者VS無能力者PART2
あらすじ
ツネキチに脅迫されるナナ。「犯行をバラされたくなければ俺の彼女になれ」。やむなくナナはツネキチの部屋へ。ツネキチが眠っているあいだにニセの未来念写写真を用意し、ツネキチを体育倉庫に誘いこむ。ところが、ナナのトリックに気づいていたツネキチはナナに反撃。絶体絶命のナナ。この危機をどう切り抜ける!?
めいんのかんそう
ツネキチの脅迫に対し、ナナは、コイツには友だちもいないし信用がない、と推測し、クラスで孤立していることを見抜く。(未来写真を見せればツネキチの能力は証明できるし、誰かしらナナの犯行を信じてくれるはずなので、ツネキチが保険をかけておかったことについての説明としては弱い。)
5つの未来を予知できるというツネキチ。しかし自由自在に未来を予知できるわけではない。そこでナナはトリックをしかける。ここからナナがツネキチを倒すまでの流れは素晴らしかった。(矛盾点が気になったけど。)
ツネキチ退治後、キョウヤとミチル登場でさらなるピンチを迎えるナナ。しかし運良くナナの犯行を裏付ける写真は見られていなかった。ここでもまた見事にピンチを切り抜けるナナ。(人類の敵説、とかいろいろおかしいが。)
ナナへ疑いの目を向けているキョウヤに写真トリックの矛盾点をつかれるも、すでに未来写真はすべて回収済みのため、適当なことを言ってまたもや切り抜けるナナ。(この運命、自分で切り開いてないという矛盾。)
一方、ツネキチを生き返らそうと必死なミチルは、ナナの犯行を裏付ける決定的な未来写真を見つけてしまう。(この流れも不自然。なぜかと言うと、部屋の隅々まで探したはずのナナが、あの、ツネキチが脅迫に利用した証拠写真を見逃すはずもなく、すぐにツネキチの身体検査に向かうはずなので。)
とまれ、ナナは天使・ミチルまでも消してしまうのか、つづく!
第6話ネクロマンサー
あらすじ
ミチルに写真を見られてしまったナナ。だが、とっさの嘘で言いくるめ、ことなきを得る。翌日、ツネキチの葬儀の席で、キョウヤが遺体の解剖、検死を提案。するとクラスメートの風間シンジが「死体に直接聞いてみればいいんじゃない?」と発言。同時に、棺桶からツネキチの死体が立ちあがった。死体を操る能力、「ネクロマンシー」だ。
めいんのかんそう
ミチルしゃんはナナしゃんを尊敬していますから、というざっくりとした理由で危機をすりぬけたナナ。しかし、今度は死体を操る能力を持つというシンジがナナの前に立ちはだかる。
キョウヤの追求が緩いんだよなー。一応、友だちだから、という設定のせいなのだろうか。
第7話ネクロマンサー PART2
あらすじ
かろうじてユウカから逃れたナナ。だが、ナナの能力を暴きたいユウカは、シンジとともに執拗に追いかけてくる。夜の森でナナに迫る死者たちの群れ。いったいこの死者たちは何者なのだろうか? 新たな謎を解く間もなく、ナナは追いつめられてゆく。山小屋に逃げこんだナナだったが、それもまたユウカの罠だった……。
めいんのかんそう
今回、ベストエピソードなのでは?
ナナが追い込まれれば追い込まれるほど、逆転した時の爽快感は大きなものになるので、良い演出。(ナナは殺人者なので、爽快、という言葉は適当なのかと自問するも、カタルシスを使うのは違うと思った。)
最後に、シンジを殺したのはユウカで、彼女でもなんでもなくただのストーカーであったことを暴いたときのナナの詰めっぷりは素晴らしかった。
ところで、シンジはただの無能力者で、ユウカがパペットとして、つまり彼女の所有物としてこの島に持ち込んだということになるのだろうか。
第8
あらすじ
めいんのかんそう
キョウヤの詰めっぷりをかわすも、最後には追い詰められて来週につづく、となるのは良い。
でも、結局スマートフォンはポッケに入っていないんでしょ?
第9
あらすじ
めいんのかんそう
予想通り、スマートフォンは携帯に入っておらず、超アクロバットな仕掛けでメッセージ送信を実現していた。
ミチルしゃんの豹変にワクワクするも中身が違っててがっかりするなど。
しかし、あんなベタな毒入り飲み物作戦が成功するわけなかろう。